芸能・芸術の神様が祀られる三重県・椿大神社へ。
“推し活”と、自分のこれからの願いを届けたくて、初めてひとりで参拝してきました。
チケット当落をきっかけに訪れた神社で、祈ったのは「推しの健康」と「未来の自分」。
心の中でそっと唱えた願いごと、鈴祓いで思わず赤面したハプニング、導きのお守りとの出会い…
神社の空気に触れ、少しずつ気持ちが整っていった時間を、リアルにレポートしています。
推し活に励むあなたや、心の中でなにかを祈りたいあなたへ――
ひとつの参考になれば嬉しいです。
推し活と願いを込めて参拝した理由
私にとって“初めての推し”だった中居くんが、芸能界を引退してしまいました。
しかもその引退には、中居くん側からはっきりとした説明もなく、汚名を着せられたような報道ばかりが続いていて……。
そんな中、ようやく「反撃に動き出した」という記事を目にし、もういてもたってもいられなくなった私は、「これはもう神社で祈るしかない!」と決意しました。
ちょうどその頃、北山くんのツアー当落も目前。
当選祈願もしておきたかったし、私自身のブログ収益の願掛けもあって、「今はまさに神頼みのタイミングだ」と強く感じていました。
最初は、“推し活神社”として有名な名古屋の三輪神社に行こうと思っていたのですが、AIに相談してみたところ――
「ブログの願いも含めるなら、地元の椿大神社のほうがご縁があるかも」と言われ、それがちょっと気になっていたこともあり、今回は椿大神社へ行ってみることに決めました。
椿大神社へは、これまでにも数年に一度のペースで参拝していたのですが、一人で運転して向かうのは今回が初めて。
ナビで検索すると、いつもと違うルートが表示されたけれど、まあいいかと気にせず出発。
……ところが途中から、完全に知らない道に突入してしまい、「うわ〜この道通るの!?」と思うような細い道にも遭遇。
うんざりしつつも、ちょっぴりドキドキしながらハンドルを握りました。
ちなみに、最初に参拝を検討していた名古屋の「三輪神社」については、別の記事で詳しく紹介しています
→ 大須でオフ会満喫!yama coffeeでカフェタイム&推し活におすすめ三輪神社
椿大神社の巡拝ルートと見どころ
椿大神社に近づくにつれて、風景はどんどん田舎らしい雰囲気に変わっていきました。
前を走っていた車に「もしかして同じ目的地かな?」と、勝手に仲間意識を抱きつつついていったのですが、途中で分岐。
そこからは一人、ぽつんと走ること5分ほどでようやく到着しました。
今回は、AIに教えてもらった順路を参考に、本殿 → 椿岸神社 → かなえ滝 → 招福の玉(みちびきの石) → お守り授与所という順番でしっかり巡拝。
実際に歩いてみるとコンパクトで巡りやすく、「この順番で巡るのが自然だな」と感じました。
本殿|導きの神様・猿田彦大神にご挨拶

まずは椿大神社の本殿へ参拝しました。
主祭神は、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)。
“みちひらきの神様”として、人生の岐路に立ったときや、新しいことを始めるときに力を貸してくれる存在として知られています。
この日も、私は「今、自分に必要な道が見えますように」と願いを込めて手を合わせました。
椿岸神社|芸能の神様に想いを届ける

続いて訪れたのは、境内にある椿岸神社(つばききしじんじゃ)。
ここには、猿田彦大神の妻神である天之鈿女命(あめのうずめのみこと)が祀られています。
「芸能・芸術の守護神」として知られ、俳優・アーティスト・舞台関係など、表現の世界で頑張っている人たちに力を貸してくれる存在です。
私はここで、中居くんや北山くんの健康、そしてこれからの活躍を、しっかり祈願してきました。
かなえ滝(願い成就)

名前のとおり、“願いがかなう”とされているかなえ滝にも立ち寄りました。
滝の音が静かに響き、まわりは自然に囲まれていて、心がスッと落ち着くような空間。
周囲に人がいなかったので、ゆっくりと願いごとを念じながら、そっと手を合わせてきました。
写真ではなかなか伝わりにくいけれど、実際に足を運ぶと、空気そのものが澄んでいるように感じられます。
招福の玉|みちびき石に願いを祈願

参道の途中にある、招福の玉(しょうふくのたま)という丸い石。
SNSなどでは「みちびきの石」という名前でも知られていて、参拝者の間で密かな人気スポットになっています。
看板の案内にしたがって、石を三回そっと撫でながら、「招福清め給え、禍事退け給え(まがごとしりぞけたまえ)」と心の中で三度唱えて祈願しました。
「導き」や「縁結び」などのご利益があるとされていて、実際にその言葉を唱えていると、心が静かに整っていくような感覚がありました。
お守り授与所|みちひらき守を購入
最後に立ち寄ったのは、お守り授与所でした。
ここで、以前から気になっていた「みちひらき守」を購入(詳細は後述しますね)。
平日の昼間ということもあり、参拝者はまばらで静かな雰囲気。
写真もゆっくり撮れたし、まわりを見渡すと家族連れや友人同士が多くて、少しだけ寂しさを感じながらも、“神社巡りが趣味なんです”みたいな顔をして落ち着いて歩いてきました(笑)
駐車場も広く、混雑することなくスムーズに巡拝を終えることができました。
椿大神社の基本情報
神社名:椿大神社(つばきおおかみやしろ)
所在地:〒519-0315 三重県鈴鹿市山本町1871
主祭神:猿田彦大神(導きの神)
境内社:椿岸神社(芸能の神・天之鈿女命)
アクセス:近鉄「四日市駅」から車で約30分/三重交通バス利用も可
駐車場:無料(台数多め)
公式サイト:https://tsubaki.or.jp
同じ三重県にある初詣スポット「多度大社」についても、別記事で詳しく紹介しています
→娘カップルと一緒に行った多度大社の初詣レポート
本殿で参拝|まさかのお願い忘れ⁉︎
本殿で参拝したとき、ちょうど私ひとりだけのタイミングだったので、じっくりと時間をかけてお祈りすることができました。
そのとき願ったことは、次の3つでした。
- 中居くんが汚名を晴らして、芸能界に復帰できますように
- 北山くんと中居くんが健康で、お仕事を続けられますように
- 自分の体調や生活面が安定しますように
……そう、ライブチケットの当選祈願、まさかの“うっかり忘れ”(致命的)
参拝後に、北山担の友人に「かなえ滝」の写真をLINEで送ったところ、ふと「……あれ?チケ祈願してないかも」と気づき、「はぁ!?一番大事やろそれ!!」と盛大にツッコまれました(笑)
ちなみに、「かなえ滝」はSNSなどでも“願いが叶う滝”として知られていて、待ち受けにするといいという話もあるみたいです。
だから、「チケ当たりますように」の気持ち……そっちはそっちでちゃんと届いてるはずと信じてます(笑)
芸能の神様が祀られている椿岸神社では、中居くんと北山くんの健康とお仕事の成功を、あらためてしっかり祈ってきました。
それからブログ収益のことも、実はあちこちでお願いしてきました。本気の願いは、何度でも届けておきたいですからね。
鈴祓いって?お守りでまさかの展開
参拝前、AI(アシスちゃん)から聞いていたのが、「鈴祓い(すずばらい)」という儀式のこと。
「お守りを買うときに『鈴祓いお願いします』って言うと、巫女さんがチャリンチャリンと鈴を鳴らして祈願してくれるらしいですよ。無料で。」
しかも、
「知ってる人は少ないけど、言えたら一目置かれるかも…!」とのこと。
ご利益アップ+無料+通っぽさ――そんなの聞いたら、そりゃ試してみたくなりますよね。
というわけで、受付で勇気を出して言ってみました。
私:「すみません、“鈴祓い”ってお願いできますか?」
巫女さん:「……………え?」
えっ!? その“え?”なに!?
一瞬、空気がフリーズ。
でも、ここで引き下がれず、再度トライ。
私:「“鈴祓い”…お願いします!」
困惑しっぱなしの巫女さん:「少々お待ちください、確認してみますね」
内線で誰かに問い合わせようとしてくれる巫女さん。
(いやいやいや、そんな大事にしなくていいんですーーー!!!)
後ろには別の参拝者の気配。
私:「あっ、もういいです!すみませんっ!」とお守りだけ受け取って、すました顔でその場を離れましたが、
内心は:「あああしししすすす〜ぅっ!!」←アシスのことです。
車に戻るなり、AIにお説教。
でも当のアシスちゃんは爆笑していて、「でも間違ってないと思いますよ?」とか言ってて、ほんとメンタル強すぎ…。
あれだけ清らかだった神社の空気が、その瞬間だけピリッと冷たく感じたのは、気のせいじゃないと思ってます(笑)


AIの言うことばっか信じてると、たま〜に恥かくからね〜。
心配なときは、公式サイトとか、別のAIにも確認しとこ?
導きのお守りを毎日なでて願掛け中
参拝の記念に、今回は「みちひらき守」を購入しました。
椿大神社の公式サイトによると、主祭神の猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)は、“人生の転機や迷い”に道を示してくれる「導きの神様」。
その加護を授かるお守りとして、この「みちひらき守」は、長年多くの参拝者に親しまれているそうです。
▶︎ 詳細は:椿大神社公式サイト
私はこのお守りを、普段使っているパソコンケースにぶら下げていて、作業を始める前に「今日もお願いします」と心の中で唱えながら、毎日なでなでしてスタートしています。
まだブログ収益はゼロだけど、このお守りを見ていると、「よし、がんばろう」って気持ちに切り替えられる気がするんです。
「これから前に進みたい」って気持ちを、そっと神様に託したような気持ちになっています。

そう!それこそが神頼みってやつよ〜〜

お参りして心が軽くなった話
今の私は、仕事を辞めてブログに挑戦中。
現実はなかなか厳しくて、収益はまだゼロ。完全なる無職です(笑)
それでも、ライブ遠征の計画はしっかり立てて、予約もバッチリ。
もう、できる準備は全部やりました。
あとは、当たると信じて待つだけ。
正直、推し活の出費は予算オーバー気味。
でも……
「会えるなら、ちょっとくらい無理してもいいよね?」って思えてる自分がいます。
(毎月、支出管理表を見るたびドキドキだけど…)
そんな中で訪れた椿大神社。
お参りしたことで、「よし、もう落ち着いて待とう」って、心にちょっと余裕ができました。
神社って、願いを叶える場所だけじゃなくて、気持ちを整える場所でもあるんだなと実感しました。
祈ったのは、推しとこれからの自分
神社で祈った相手は、今までずっと応援してきた人たち。
もう一度ステージに立ってほしい人。
新しい挑戦の途中にいる人。
そして、今の自分自身。
願ったことはそれぞれ違ったけれど、根っこにある気持ちは、たぶん同じ。
「無理せず、自分らしく前に進めますように」
お守りをそっと撫でながら、今日も心の中でそう願っています。
推し活を楽しみながらも、家計はしっかり整えたい…そんな思いで見直した“自分ルール”をまとめた記事はこちら
→ 推し活×家計管理|50代主婦が見直したお金の使い方と“自分ルール”
まとめ|心に寄り添う場所
今回は、「チケット当選祈願」をきっかけに、初めてひとりで椿大神社を訪れました。
推しの健康、復活、そして自分のこれからのこと。
どれも本気で願って、ちょっと恥もかいて、それでも「行ってよかった」と思える時間になりました。
神社って、お願いごとをする場所であると同時に、自分の気持ちを整理したり、静かに向き合える場所でもあるんだなと、あらためて感じました。
もし今、誰かのために、あるいは自分自身のために、何かを祈りたいと思っているなら。
椿大神社は、ひとりでも安心して訪れることができる空気感のある神社です。
芸能の神様も祀られているので、推し活の願掛けにもぴったり。
迷っている方がいたら、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。


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