はじめての2泊3日ライブ遠征。
1泊や日帰りとは違って、荷物の量もスケジュールの組み方も少し悩みますよね。
私はこれまで何度も遠征してきましたが、ようやく最近になって「荷物を減らす工夫」こそが快適さのカギだと実感しています。
今回は、宅急便の往復サービスを使って“身軽旅”に挑戦。
結果から言うと、体の疲れも気持ちの負担もぐっと軽くなり、ライブも観光も心から楽しめました。
昔のように「とりあえず全部持っていこう」ではなく、今は“持たない勇気”が旅をもっと豊かにしてくれると感じています。
この記事では、実際に使った宅急便サービスの流れや料金の目安、衣類・スキンケア・ライブグッズなど、2泊3日を快適に過ごすためのリアルな準備術をまとめました。
初めての2泊3日遠征を少しでも身軽に、そして気楽に楽しみたい方へ。
きっと、次の遠征がもっと楽しみになるはずです。
2泊3日遠征の荷物はどうする?
2泊3日のライブ遠征。
一番悩んだのは、「キャリーで行くか」「宅急便で送るか」でした。
観光や移動のしやすさを考えて、今回は往復宅急便を利用することに。
遠征で宅急便を利用したことはありましたが、今回のように「行きと帰りをセットで手配する往復便サービス」を使うのは初めてでした。
実際に使ってみたら、体力的にも精神的にも想像以上にラク。
もっと早く知りたかった!と思うほど快適でした。
ホテルに直行して荷物を預ける場合は、キャリーでも十分かもしれません。
でも、現地に着いてから観光を楽しみたい人や、人混み・階段移動が心配な人には、往復宅急便が本当におすすめです。
この記事では、そんな“宅急便往復旅”のリアル体験をまとめています。
ライブも観光も楽しみたい、でも荷物の多さが不安……
そんな方の参考になればうれしいです。
キャリーと宅急便、どっちが便利?
遠征では「スーツケースを引いていく人」と「宅急便で送る人」に分かれます。
比較項目 | キャリーを持参 | 宅急便で送る |
荷物の移動 | 常に持ち歩く必要がある | 宿泊先に送っておける |
費用 | 無料(持参のみ) | 有料(サイズ・地域により異なる) |
手間 | 階段やラッシュ時に不便 | 発送準備が必要だが移動はラク |
身軽さ | ✕ 重くなりがち | ◎ 手ぶらで快適 |
ストレス | 音や通行のストレスあり | ほぼゼロで快適 |
往復便を使ってみたリアル体験
私はクロネコヤマトの往復便を利用しました。
スポーツバッグ1つを送り、往復で3,200円ちょっと(クロネコメンバー割などの割引あり)でした。
料金の目安をざっくり把握しておこう
ヤマトの「宅急便往復サービス」では、荷物のサイズと送り先(地域)によって料金が変わります。
たとえば、中部から関東へ送る場合、旅行バッグサイズ(120サイズ・〜15kg)の目安はキャッシュレス支払いで往復3,870円。
ただし、宿泊先が**「ヤマト便の取扱ホテル」**なら、“往復便”として一括申込でき、送り状も1枚で完結します。
(※詳細・最新料金はこちらから)

発送のときは「とにかく早く送っちゃお〜!」って感じだったけど、支払いのときに「え、思ったより安い!」ってなってちょっと嬉しかった(笑)
発送日を確認して、余裕をもって準備を
初めて宅急便で荷物を送る場合は、まず「いつ発送すれば間に合うか」を確認しておくと安心です。
ヤマト運輸の公式サイトでは、発地と着地の郵便番号・発送日を入力するだけで、料金とお届け予定日を簡単に調べることができます。
💡 目安としては、2〜3日前に発送できると安心。
私の場合(三重 → 千葉)では、宿泊日の2日前に発送手続きを行う必要がありました。
実際には前日にホテルへ「到着しました」というメールが届き、安心して出発することができました。
スマホで送り状を作成してみた

料金を確認したあとは、宅急便をスマホで送る手続きも試してみました。
ヤマト運輸の公式サイトから入力を進めていくと、途中で荷物のサイズを選ぶ画面が表示されます。
私の場合、実際に荷物のサイズが合っているか少し不安だったため、最終的にはヤマト営業所の窓口でサイズを計ってもらい、発送手続きを行いました。
昔ながらの手書き送り状にしようかとも思いましたが、スマホで送り状を途中まで作成しておいたことで、営業所での手続きがスムーズに進みました。
入力が終わったら店頭に設置されている端末でQRコードをスキャンします。
これで送り状が自動的に印字され、そのまま窓口で支払い・発送手続きが完了します。
なお、荷物のカバーは営業所でサイズを確認し、私は自宅から持参したビニール袋で代用しました。
破れることもなく、行きの袋をそのまま帰りにも再利用できました。
宅急便専用カバーは、公式サイトで購入できるほか、営業所でも販売されています。
クロネコメンバーズ登録でさらに便利に
クロネコメンバーズに登録しておくと、発送も受け取りもぐっとスムーズになります。
発送履歴が残るほか、支払い方法もにゃんPay・クロネコメンバー割・クレジットカードなど多彩に対応。
オンライン決済を使えば、送料の割引(最大12〜15%OFF)も受けられます。
自宅への集荷依頼や再配達の手続きもアプリでワンタップ完了。
遠征前後のバタバタした時期でも、スキマ時間に手続きできてとても便利です。

登録ってちょっとめんどくさそう…?
実は、会員登録しなくてもスマホで送り状を作成して発送できるよ。
支払いもスマホ上で簡単に完了するから便利!

支払い方法や割引率は時期によって変更される場合があります。
最新情報はヤマト運輸の公式サイトで確認してください。
ヤマト運輸は「会員割引」「アプリ割引」「持込割引」「往復割引」など、条件に合わせて使える割引を選ぶことで、往復送料を安くできます。
※一部の割引は併用できない場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。
発送〜受け取りの流れも簡単
荷物がホテルに到着すると「お届け完了メール」が届くので安心です。
私の場合、利用日の前日には到着していました。
送り状は印字されたものを窓口で渡すだけで、控えを受け取ったら発送完了です。
復路の送り状は荷物と一緒に届くので、帰りはホテルのフロントに荷物を渡して控えを受け取ればOK。
キャリー?宅急便?荷物の運び方
何度遠征しても悩むのが「荷物をどう運ぶか」。
私もこれまでキャリー・手持ち・宅急便といろいろ試してきましたが、今回は 「スポーツバッグ+宅急便」 がダントツで快適でした。
ここでは、その使い分けのコツを、実体験をもとに紹介します。
スポーツバッグ+宅急便
今回の遠征旅は、「スポーツバッグを宅急便で送る」 スタイルがいちばんラクだと感じました。
ここでは、その理由をもう少し具体的に書いてみます。
フロントと部屋の往復が1回だけなので、正直タイヤ付きキャリーは不要でした。
転がす距離もなく、重さの分だけ送料が上がることもあります。
昔、友達がダンボールで送っていたのを思い出して検討しましたが、「ダンボール買う手間」とか「ガムテープどうする?」など、不安とめんどくささが勝ってしまいました。
その点、子どもたちが使わなくなったスポーツバッグは軽くて丈夫。
宅急便で送るなら、これがいちばんラクだと実感しました。
キャリー派でもできる!帰りだけ宅急便
もちろん、キャリーで行く人もたくさんいます。
そんなときは、帰りだけ宅急便を使う方法もおすすめ。
ライブグッズやお土産で荷物が増えて重くなったキャリーにカバーをかけて送るのも、疲れた体を思うとかなりラクです。
また、キャリーには「帰ってすぐ使うもの」だけを残して、「翌日でもいいもの」はダンボールにまとめて送ってしまうのも◎。
キャリーが軽くなって移動も快適になります。

ホテルによっては、フロントでダンボールや送り状を販売・提供している場合もあるので、事前に確認しておくと安心ですよ。
使い分けのコツ
キャリーを持参してホテルに預ける場合(チェックイン前)は、なんでもキャリーケースに詰めてしまうと、ロビーで荷物を入れ替える手間が発生します。
キャリーに入れるものと手持ちのものは、使い道を考えて計画的に分けておくのが基本。
私はチェックイン時間に到着予定だったので、「すぐ使うものだけ手持ち」+「かさばるものは宅急便」と決めて準備しました。
そのおかげで、部屋でライブグッズを宅急便の荷物から入れ替えることができ、重い双眼鏡などを持ち歩かずに済みました。
チェックイン時間に合わせてホテルに到着すると、部屋で入れ替えができて、移動も軽くて快適。
スケジュールに合わせてパッキングを工夫しておくと、当日もラクに過ごせます。
キャリーあるあるからの解放
キャリーでの移動や観光は、意外とストレス。
駅の階段、エレベーター渋滞、ガタガタ音、点字ブロックへの引っかかり……。
そして何より、都会の満員電車でキャリーをゴロゴロ引いて動くのは、視線的にも体力的にもキツい。
宅急便にして正解でした。
帰路はショルダー1つで身軽に。
人混みの中でも気を使わず、観光や移動がスムーズでした。
特に今回のように、ホテル到着前や出発後に観光を絡めた遠征では、荷物を抱えての移動が意外と大変。
宅急便で身軽に動けるスタイルが、いちばん快適でした。
- 宅急便に使えるボストンバッグ
- キャリーオンバッグにもなる折りたたみバッグ
- エコバッグ(帰り荷物用)
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\今回紹介したアイテムは私の楽天ROOMにまとめてあります/
“リアル体験+次回に使いたい候補”のラインナップで、同世代の遠征にちょうどいいものを集めました。
2泊3日ライブ遠征の持ち物リスト
宅急便を使って“持たない工夫”をした結果、旅先で「これは持ってきてよかった」と思えたもの、「なくても困らなかったもの」がはっきり分かりました。
ここでは、私が実際に持って行ったアイテムをカテゴリ別に紹介します。
衣類・身だしなみ
2泊3日なら、着替えは2日分+軽めの羽織もの1枚で十分。
パジャマはホテルのものを利用しましたがほぼタンクトップ+パンツでした。
9月末の東京・千葉は昼間はまだ暑く、半袖で過ごせました。
でも夜の冷え込みが気になったので薄手の羽織りを圧縮袋に入れて持ち歩いていましたが出番なしでした。
衣類は圧縮袋にまとめて宅急便の荷物に。
使用したものは再圧縮し、汚れ物はコンビニ袋などに入れるなどして清潔にまとめられました。
大体部屋にあるのはバスタオルとフェイスタオルが各1枚ずつなので洗顔やお風呂、翌朝の身支度などを考えると足りないので、フェイスタオルを2枚ほど入れておくと安心です。
圧縮した衣類を出してハンガーにかけます。
私の場合ホテルのハンガーで十分だったのですが、季節によって折りたたみハンガーがあると便利ですね。
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荷物の取捨選択、大事です。
- 圧縮袋セット
- 折りたたみハンガー
- トラベルポーチ(衣類用)
洗面・スキンケアまわり
化粧品は試供品やトラベル用サイズを中心に。
ナイトクリームや美容液など、スペアのないものだけ当日持参しました。
日焼け止めは現地で使うため、常備薬やメイク直し道具と一緒にポーチへ。
行きの荷物はツアーバッグ(大きめトート)にまとめて持ち歩き、ホテルで届いていた宅急便の荷物からライブグッズを入れ替えて出発。
チェックアウト当日の梱包は、翌日は自宅でのんびり予定だったので、メイク道具などをすべて宅急便で送りました。
身軽にショルダーひとつで帰れて本当に楽でした。
ホテルのアメニティは最低限のみ利用。
フロント横で必要なものを取るスタイルで、私はボディスポンジ・コットン・スリッパだけもらいました。
ヘアアイロンは普段使っていないので持っていきませんでしたが、必要な方はコンパクトなミニタイプが便利。
私はホテルのドライヤーで十分でした。
ホテルのアメニティにもカミソリはありましたが、女性用がない場合もあります。
私は普段使っているUSB充電式のコンパクトシェーバーを持っていきました。
普段使い慣れたものを1本持っていくと安心です。
音も静かで肌にやさしく、短い滞在でも身だしなみを整えられるのでおすすめです。
- 吊るせるトラベルポーチ
- トラベル用スキンケアセット
- ミニヘアアイロン
- アイマスク
- 入浴剤・バスソルト・リラックスシート類
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ふくらはぎシートが効いたのか翌日も足の痛みもなく絶好調!
寒い季節の遠征なら入浴剤を入れておくとさらにリラックスできるよね!
ライブ関連グッズの準備
ライブ当日はなるべく身軽に動きたいけれど、テンションを上げてくれるグッズも欠かせません。
チケットやスマホなどの必需品に加えて、うちわやペンライト、推しぬいなど“推し活アイテム”も多くなりがち。
ここでは、私が実際に遠征で持って行ったライブ当日のバッグの中身をまとめました。
- モバイルバッテリー・充電コード
- 双眼鏡
- ペンライト(ツアーグッズ)
- うちわ・推しぬい・推しアクリルスタンド
- ツアータオル・ツアーグッズ
- ハンドタオル・飲み物
- プチギフト・エコバッグ
- 晴雨兼用折りたたみ日傘(軽量タイプ)
- 羽織もの(夜の冷え対策に)
- ポーチ(メイク直しグッズ・コンタクトレンズ・常備薬・目薬など)
双眼鏡はライブ会場の規模や席の位置によって「ある・なし」で楽しみ方が全然違います。
私は以前から同じものを使っていて少し重めなんですが、最近は軽量で首が疲れにくいタイプもたくさん出ているので、次に買い替えるならこのタイプがいいなと思っています。
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最近はデザインも可愛いものが増えていて、ライブ遠征のテンションも上がります!
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当日の準備や季節ごとの工夫は、こちらの記事で詳しくまとめています。
\ よく読まれている遠征シリーズはこちら! /
まとめ|持たない工夫で旅が快適に
2泊3日の遠征では、「いかに身軽に動けるか」がカギでした。
宅急便を活用して手持ちの荷物を減らし、スポーツバッグを利用したことで送料を抑えることもでき、体の疲れも気持ちの負担もぐっと少なくなりました。
行きも帰りも身軽に動けたのは本当に快適。
駅の階段や混雑も怖くなく、ライブや食事も気楽に楽しめました。
荷物を減らす工夫は、ただの節約ではなく「心の余裕」をつくること。
毎日使っているPCを持っていくか迷いましたが、今回は思い切って置いていったことで、旅の時間にしっかり集中できました。
持っていかない勇気が、旅の時間をより豊かにしてくれます。
そして、宅急便の便利さを実感しましたが、もちろんキャリーも今でも愛用しています。
行き先やスケジュールに合わせて、どちらも使い分けができるのがいちばん快適。
宅急便・ホテルサービス・便利グッズを上手に使って、“また行きたい”と思える自分らしい遠征スタイルを見つけてみてください。
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